都内の某献血ルームに出向いたところ、基準を満たしていないので、お帰り下さい、と言われたのだった。ウチの家族はダメと言われる人間ばかりで、これでめでたく、全員アウトになった(爆笑)。
●赤血球が小さすぎる
遺伝的に母方の家系はそうで、その代わりに数が非常に多いことで、質量的には足りていて、酸素を運ぶ能力には問題ない。長距離走や水泳など、持久力を必要とするものは、むしろ他の運動より得意なくらい。周囲からは「運動神経は良くないが、持久力のある奴」と評されている。しかし、基準範囲をあまりに外れすぎて、アウト。いつもは数で足りてOKなのだが、いつもほど多くなかったらしい。
●肝臓の値が悪い
デスクワークが長時間となるため、多少太目にはなっているが、背もかなり高い方なので、別に大幅に体重オーバーでもない。それと、これも体質的にウチは母方がそうだ。実に高校生の頃からこの値は上限ギリギリだったので、遂に、基準範囲を逸脱したということなのだろう。
しかし、肝臓が悪いと言っても、原因が皆目分からない。お酒は嫌いだから飲まないし、鼻炎があるのでタバコは吸ったことがない。納豆は大好きで、ご飯なしでもよく食べているし、もずく(海草の一種)も最近ハマっていて、しょっちゅう買ってきているし、魚も好き。肉は以前ほど食べなくなった。生でも中華でも野菜はたっぷり食べているし、量的にも、元々、他の人より食べる量は若干少ない。
飲む物と言えば、緑茶・烏龍茶・野菜ジュース・ヨーグルト・牛乳・ココアのみ。これ以外は買ったことさえない。あとは、会社で出されるコーヒーを断るのもなんだから飲むだけだ。
睡眠時間は少なめだが、別に眠くなるほど夜更かししていない。目の前のガーター橋を始発の東横線が爆走したって起きない時は起きない。眠りは深い方だ。晴れの日は、自転車通勤なので、えっさえっさと、毎朝・毎晩運動しているようなもの。雨の日には歩くわけだから、更に良い運動になる。
つまり、「これを改善すれば値が良くなる」ものが、何も発見できない。体重も、そう短期間で10何kgも減ったりはしないだろう。
ということで、暗証番号まで色々考えて、せっかく作った献血カードを返却してきた。これから得られる結論はたった一つ。基準が異常に厳しいんじゃない? という感じがする。
ハードルをやたら上げておいて、「足りない、足りない」と騒いでもしょうがない。ヤコブ病を避けるとかそういう事例は仕方ないとしても、誰も大きな病気をしたことがない一家4人で、全員アウト、って何だろう? と思う。
果たして、全国民の何%が献血適合者なんだろう? 意外にパーセンテージは低いんじゃない? ねぇ? 誰か値を知っている人がいたら教えてくれ。これが5割を切っているようなら、明らかにやりすぎである。
「献血キャンペーン」をやりたければ、やってくれ。でも自分はもう、真面目に聞く気にはなれないなぁ。にやにや笑って通り過ぎるだけだなぁ。やりたければ、勝手におやりなさい。ってね。
血液事業白書を見てみた(2004/08/09) にあった・・・
日本全体の血液フローシートを改めてみてみると、献血申込者延べ 695万人に対して、106万人が採血基準不適や問診等で門前払いされている。何と15%強にもなる。更に血液検査でウィルス等を検知して不適とされたのは 37万人で、こちらは全体の5%強。献血ルームで見てるとリピーターは結構多いのに、結局献血希望者全体の20%以上が採血できない、もしくは採血しても使えないという状況になっているのは驚きだ。なるほどね、これは不適合率20%では済まないな。というのも、一度断られた人間は、普通、次は行かないものだ。「二度と行くか!」という人も少なくない。また、自分の健康に自信がない人も、勿論行かないだろう。元々献血の問診を受ける人の率が100%よりはずっと少ないわけだから、
来た人の% × 約79% = 献血できる人の実効% である。これは、どう考えても、5割を切っているはずである。
結論。足りなくて当然。
この基準のまま行くなら、手術患者が血が無くて死亡、という本末転倒の結果が現実に起きるだろう。
そもそも、「寝かせる期間がゼロ」であるから、ウイルスがすり抜けるわけで、量確保の方が先。元々足りない所へ、ウイルスを怖がって、或いは責任を取らされるのを怖がって、更に基準を厳しくしたところに、根本がある。
協力する必要なし。
血液が確保できず手術患者が次々死んで、ようやく気付くのだろう。
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